お酒ー飲みすぎーやめたい

書籍レビュー

お酒の飲み過ぎをやめたい人におすすめする本

 

この記事はそろそろ、お酒やめようかなと思ったときに読む本

について解説しています

 

こんにちは、YMSです

禁酒、断酒を考えていますか?

 

わたし自身は記事途中で紹介する

アルコール依存度テストの結果が

「問題ない飲み方」と知れた

おかげで、自分自身の

アルコール依存症については

あまり深刻にとらえてはいません

 

では、なぜこの書籍を読んだかというと

わたしの父はどうやら

アルコール依存症だからです。

 

年齢は70歳をかるく超えているので

辞める努力をしてもしょうがない......

 

と思いながらも

今のうちに楽しい人生を送ってほしい

そんな願いもあって

父より先に読んでみました

 

本書はアルコール依存症だと

感じている患者が読むと

不安な気持ちをかきたてられますが

 

それ以前の段階の方や

わたしのように

アルコール依存症の家族を持つ

方は少し心が軽くなる書籍です

 

 

そろそろ、お酒やめようかなと思ったときに読む本

お酒ー飲みすぎーやめたいーそろそろ、お酒やめようかなと思ったときに読む本

まず内容に入る前に

書籍の概要について解説していきます

YMS管理人
順番は次のとおりです
  • 著者紹介
  • 書籍発刊年
  • なぜ最新の本が良いのか?

 

著者紹介

 

著者|垣渕 洋一(かきぶち よういち)

 

経歴

東京アルコール医療総合センター・センター長

成増厚生病院副院長。医学博士

筑波大学大学院修了後2003年より成増厚生病院付属の

東京アルコール医療総合センターにて精神科医として勤務

最新の知見を応用した治療を行い、多くの回復者を送り出している

臨床のかたわら、学会や執筆、地域精神促進、産業精神保健、メディアでも活躍中。

引用元:そろそろ、お酒やめようかなと思ったときに読む本|著者紹介より

東京アルコール医療総合センターについてはこちらからどうぞ

 

2020年12月発刊の最新の書籍

 

この書籍は2020年12月20日に発刊された

最新の知見に基づく書籍です

 

最新の知見が良い理由には

次のことがあげられます

  • 間違って伝わったことを、正しく伝えられる
  • 新たな経験を積み重ねているため、時代に合う答えが出せる

などがあり、本書のなかではこのように伝えています

 

「お酒は百薬の長」は酒税のためのキャッチコピー

2章 今のうちに知っておきたい「危険なサイン」より

 

研究も塗り替えられるもの

 

過去の方法が間違っていた

と判断するためには

改めて同じ問題を、もう一度

洗いなおす必要があります

 

さらに洗いなおす人は現場で働いている

ことが望ましいと考えます

なぜなら、患者に接する機会があるほうが

部屋で話しているより

生の経験が積み重なるからです

 

つまり

現場でも働いて、アルコール依存症の患者に

接している著者が書いた本書は

アルコール依存症のための書籍として

信用できる書籍と言えます

 

お酒をやめたいと思わなくても、読んでよかった

お酒ー飲みすぎーやめたいーお酒をやめたいと思わなくても、読んでよかった

 

冒頭でもお伝えしましたが

この書籍はもともと自分のために

読み始めた書籍ではありません

 

そんな気持ちで読み始めましたが

読み終わって、読んでおいてよかったと

思える書籍です

 

ここでは良いと感じたポイントを

次の通りに解説していきます

  • お酒について知らなかったことを知ることができる
  • アルコール依存症に関する誤解
  • お酒をやめるメリット

 

お酒について理解ができる

 

お酒について理解する必要がある

とは強く感じませんが

お酒って一体なんでしょう?

例えば

  • 嗜好品
  • 食品
  • 薬品

と選択肢があった場合、

ほとんどの人がは1.嗜好品と選ぶでしょう

しかし正解は3.薬品です

 

アルコールは生きるために必須なものではないので

食品ではありません

その人の好みで、飲んでも飲まなくても良いから

嗜好品と理解されることが多いですが、

脳と体への影響を考えるとれっきとした「薬物」です。

引用元:はじめに “お酒のない人生”を選び取ろう|8ページより

 

冒頭8ページ目でこんなことが書かれています

個人的には「嗜好品」という言葉が良くないと

考えます

なぜなら嗜好品とは

 

必要な栄養を摂取するためでなく、個人の嗜好を満たすために飲食するもの。主食、副食外の好みで食べたり飲んだりするもの。酒、茶、コーヒー、タバコの類。

参考元:コトバンク|嗜好品より

 

つまり人によっては必要ないのに

自分にだけ必要だ。と言うことは

 

脳と体が欲してしまうようになった

 

結果とも言えます

 

ということは必要じゃない状態に

戻ることも可能ではないでしょうか?

 

アルコールと依存症に関する5つの誤解

 

本書の2章では

今のうちに知っておきたい「危険なサイン」

を12個の項目で分かりやすく解説しています

 

そのなかで最も興味があった

 

アルコールと依存症に関する5つの誤解

 

について簡単に解説します

 

本書のなかで何度か言われる言葉を

借りると

 

アルコール依存症という病は、多くの誤解と偏見にさらされてきたので、「自分とは無縁のこと」と思われがちでした。

引用元:アルコールと依存症に関する5つの誤解|75ページより

 

つまり問題はアルコール依存症について

正しく理解されていないことが問題で

もしかしたら自分もなる可能性がある

ということを示しています

 

ではどんな誤解があるのか

書籍を見ながら解説していきます

 

アルコール依存症は中年男性特有の病と考えられていますが

間違いです

 

ところが近年は

20代、30代の若年層が治療するまで

広がっており

女性の割合も増えています

 

原因と考えれれているのは

ストロング系チューハイ

甘くて口当たりのよいアルコール飲料

が指摘されています

どちらも飲みやすく酔いやすいため

安価でストレスを発散できると

勘違いされてしまっていることが問題だと

感じます

 

アルコール依存症になっても、治療を受ければ、また楽しんで飲めるようになる

これは間違いです

 

一度依存症になると

治らないと思うべきです

アルコール依存症の治療に

完治はないそうです

 

いったん依存症まで進行するとまた飲める状態に戻ることはなく、禁酒してシラフで生活できるまで「回復」することが治療のゴールとなります

引用元:アルコールと依存症に関する5つの誤解より

 

ここまで言われると

アルコールが薬物と言えることに

納得できます

 

本書の中では

違法薬物とアルコールの依存度の比較

実験をしています

 

アカゲザルの実験では、薬物とアルコール

をもらえるまで、ボタン叩く回数を

元に依存度を証明していますが

アルコールとモルヒネは同じ回数でした

 

人生が一変!お酒をやめる7つのメリット

 

暗い話が続いたので

明るい話題を取り上げましょう

 

お酒をやめると7つのメリットが

上げられますが、それは次の通りです

  1. ぐっすり眠れるようになる
  2. 夕食の量と体重が減る
  3. 肌の調子がよくなる
  4. 出費が抑えられる
  5. 生活習慣病やがんのリスクが低くなる
  6. 思考がクリアになる
  7. 時間にゆとりができる

 

このリストを見てみると

案外想像通りのメリットが並んだと

感じませんか?

 

もし想像通りだと感じたのなら

すでにあなたは

 

お酒を飲まないメリットを知っている

 

ということになります

 

メリットを取り上げた4章の最後に

肉体的には「飲酒のメリット」も「禁酒のデメリット」もゼロ

という一見、分かりにくい見出しがあります

その始まりは次の通りです

 

飲酒に精神的な効用はあるとしても、肉体的なメリットはゼロだということはすでに説明しました。医学データで見ても、飲むより飲まないほうが体にいいことは明白です

》引用元:4章 人生が一変!お酒をやめる7つのメリット|159ページより

 

つまりメリットを知っていつつも

ついつい飲み続けてしまうことは

体に良いことはなく

精神的に効用があるだけです

よって

  • 嬉しい
  • 楽しい
  • スッキリする
  • ストレスを発散できる

などの精神的な効用は

お酒以外に見つけることが

できるのではないでしょうか?

 

YMS管理人
ここまでが本書の要約となります。次項からは読んだ後に感じたメリット、デメリットについて解説していきます

 

良い本だとは思うけど、実際役立つか?

お酒ー飲みすぎーやめたいー良い本だとは思うけど、実際役立つか?

 

ここまで読み進めてみると

ご自身に合うかどうかを判断できますが

わたしの考えるメリットとデメリット

を書いていきます

 

メリットとデメリットを

理解しやすくしてもらうために

  • わたしはAUDITの依存度テストで、7点以下の「問題ない飲み方」だったことと
  • 父親がアルコール依存症で読み始めた

ということを考慮して読み進めてください

 

YMS管理人
細かいことをいうと、AUDITの点数は4点でした

 

AUDITのテストはこちらから受けられます

 

メリット|アルコール依存症かどうか判断できる

 

本書は

そろそろ、お酒をやめようかなと思ったときに読む本

です

 

分かりやすく言うと

この書籍を読んでメリットを受けられる

可能性があるのは

AUDITのテスト結果が8~14点だった

「有害飲酒」レベルまでの人です

 

その段階では

この書籍を楽しんで読むことができるでしょう

なぜなら、本書を読んでもほとんど精神的な

ダメージはなく読み進められます

 

デメリット|逆に読み進められない、不安を感じてしまうこと

 

あくまでも推測ですが

著者の垣渕先生はこの書籍を読むことで

線引きをしたのかな。と感じます

分かりやすく言うと

この書籍を読めば

 

あなたがアルコール依存症かどうか判断できます

 

さらに

 

本格的な治療を受ける必要があるかどうか

 

についても判断できます

これは一見メリットのように感じますが

患者側からすると

不安をあおられるデメリットともとれます

 

つまりアルコール依存症の人が

読んですぐ結果が出せる本というよりは

周りの家族なり、友人が

読んで伝えてあげることが大事です

 

その先にアルコール依存症の本人が

治療をスタートしやすくなる

書籍だと感じています

 

まずは知ることが大事

 

本書を読んだわたしの感想を

先ほどのように結論付けました

 

まずは現状を知ることで大事で

そこから進む方向を決めることができます

 

おすすめは

まずAUDITのテストを受けることです

 

受けた結果が

14点以下だった場合は

書籍を読んで生活を改める

チャンスが今はあります

 

14点を超えたら、アルコール依存症の可能性が高いです

すぐに病院に行きましょう

それと同時に、ご家族は本書を読み

アルコール依存症について

理解してあげることが大事です

 

その結果

治療を受ける本人の周りの

アルコール依存症への意識

が変化します

そうなると回復に向かいやすく

なるのではないでしょうか?

 

もし家族にアルコール依存症の人がいた場合の対処

お酒ー飲みすぎーやめたいーもし家族にアルコール依存症の人がいた場合の対処

 

本書の246ページに

周囲が迅速に対処するほど回復も早くなる

という項目がありました

 

周囲の人がとれる行動を

具体的に書いていて

とても参考になるので

記載しておきます

 

  • 保健所・精神保健福祉センターに相談する
  • 医療機関に問い合わせる
  • 職場の健康管理室に相談する

以上の3つのうち

いずれかを選んで対応すると良いでしょう

参考元:6章 飲み続けたとき、あなたに起こること 246ページ

 

まとめ

 

キツイことをいいますが

そろそろ、お酒をやめようかなと思ったときに読む本

は少し皮肉なタイトルだと感じませんか?

 

なぜなら

読んだ時にはすでに遅かった

と感じる人もいるはずだからです

 

本書の中で、著者の垣渕先生は

こんなふうに言っていました

再入院する人や、アルコール依存症の

方々が来院すると

「ようこそいらっしゃいました」

と伝えるそうです

 

それはなぜか?

アルコール依存症の患者は

周りの支えがなくて自ら死を選ぶ

人が多いからです

 

よく今まで生きて

ここまで来てくれました

という願いを込めてそう伝える

そうです

YMS管理人
素敵な話ですよね

 

アルコール依存症の患者には

周囲の人も強くあたる理由は

アルコール依存症という病気の

認識が間違っているからです

 

最後に2つの“依存”を見分ける

本書の基準を記載して終わります

 

「精神依存」を示すサイン

  1. ほろ酔いでは満足できなし
  2. ついつい飲み過ぎてします
  3. 飲酒にうしろめたさを感じる
  4. 不安に感じて飲まざるを得ない
  5. 一時に減らせてもまた元に戻る
  6. 飲酒したいという渇望がある
  7. 飲酒しているときの方が、自分らしく振る舞える
  8. シラフはつまらないと思う

 

依存症が疑われる危険信号

  1. 手の震えや寝汗などの「離脱症状」
  2. 朝の「迎え酒」
  3. 「昼飲み」の習慣化
  4. 月曜日の「ポカ休」、早退、仕事上のトラブルの増加
  5. 肝機能や血糖値など、健康診断の数値に異常があり、指導を受けても改善しない
  6. 晩酌まで待てず、職場を出るとすぐに飲酒する
  7. 朝から、または日中から飲むようになる
  8. 高齢者は「転倒・失禁・物忘れ」の3点セット

 

ちなみに

本書を買わずとも

図書館でも借りれるかもしれません

わたしは図書館で借りました

 

今すぐ買って読みたい

というかたはKindleのセールで

300円ほど安く手に入れられます

今すぐ読みたい方は、こちらからどうぞ


 

AUDITのテストはこちらから受けられます

 

最後までお読みいただきありがとうございました

おわり

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